昨年の年末から暗室に入ってプリントを制作し、その後、印刷会社との打ち合わせを進め、仕様決定後に入稿、初稿と作業を進めてきたが、いよいよ来週は最終段階の印刷を迎えることになった。
私家版写真集を制作するという大仕事は初めてのことなので比較はできないのでけれど大きなトラブルもなくスムーズに進めることができたと思う。
色校からの修正校を見る限り、最終段階の刷りだしもスムーズに上手く進むのではと思っている。
印刷はサンエムカラーさんの京都工場で行うので月曜日には京都入りして、刷りだしを待つことになる。
今の僕にできることをすべて注ぎ込んだ印刷だけに仕上がりが待ち遠しくもあるし、これで写真集制作作業が終わってしまうのかと思うと寂しい気持ちにもなる。今年は、この弁造さんの1冊があるからこそ頑張れた部分もある。
印刷工程にはいれば僕のできることはほとんどないのだけれど、写真の一枚一枚に最後までしっかりと向き合えればと思う。