夏の日#写真集制作

熱気の覆われた台湾でロケをしている。

人々は、よく食べ、よく話し、よく働き、実に快活に生きているように見える。

そんな姿を見ていると、ふと弁造さんの言っていたことを思い起こす。

「このままだと人間が地球を壊してしまうかもしれん。でも、人間は何かを減らすんじゃなく作る生き物じゃ。ゴミが多くて困るんじゃったら、ゴミを生かすものを作ればいい。人間は後退はできん。前にしか進めんじゃろう」

北海道開拓の最後の世代として生まれ、昭和、平成と生きた弁造さん。時代が変わっていくなかで弁造さんがいつも見続けていたものは人間が生きることとは?というとても単純でいてくるくるとその表情を変える問いだった。

そこに安易な答えを出さず、ずっと考え続けていたのが弁造さんという人だった。

 

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